愛犬:かむいを迎える準備-3

愛犬の飼育ゾーンが決まったら、

愛犬と快適に暮らすための基本となる「床環境の整備」からスタートです。

 

”滑りにくい””傷がつきにくい””汚れに強い”という3つの機能を持つ床を、それぞれの生活スタイルの中で選択していくことが最初にすべきことです。

かむいと暮らすマンションはフローリングを使っていますので、それらの機能を持つコーティング剤を選びました。

過去に設計した家で使用した製品「愛犬の床」では、小型犬では3つの効果を享受することができましたが、中型犬となるとコーティングの表面に傷がついてしまうことがわかりました。

 

そこで、より耐摩耗性の強いコーティング剤を探していましたら、「AJパーフェクトコート」という商品を愛犬家住宅関連の仕事をしている社長さんに紹介してもらい、早速、我が家で実験してみることにしました。

AJパーフェクトコート購入はこちら(ページ下方へスクロール)

床の表面に水分が残っていないように乾燥させ、トレイに入れた液を刷毛に含ませ、できる限り薄く塗るのがポイントです。
 

液体も伸びが良いので、思ったより施工性が良いです。
そんな作業は無理!という方には、塗る作業までをプロにお願いすることも可能なようです。

BEFORE(床掃除:水分が残らないように乾拭き完了状態)

AFTER(AJパーフェクトコート施工済み)

ナノコンポジット技術によるガラスの塗膜で床にツヤがでてきました。

3時間乾かしたのちに、スリッパを履いた状態や裸足の状態で確認したところ、程よいグリップ感を体感できました。滑りにくいというハードルはこの時点でクリアしたように思います。

全く滑らないというのはこれまた危険で関節を痛める原因になりますので、程よいグリップ感というのが滑りにくさの基準と考えています。

 

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著者情報

前田 敦 / atsushi-maeda

前田 敦 / atsushi-maeda

犬と猫と快適に暮らせる社会の実現を目指して、ペット共生住宅に特化した設計活動を行っている建築家
設計作品の中でも特に注目すべきは、ペットがストレスなく自由に走り回れることを重視して設計した「スロープの家」シリーズです。これまでの住宅設計にはない新しい発想から生まれたもので、独創的なコンセプトと緻密な設計が注目を浴び、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったさまざまなメディアで紹介されています。

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