GoToトラベル with DOG1

愛犬:かむいと一緒に旅に出ようと企画してから1年半、2歳の誕生日を迎え満を持して決行です。

運よくGoToトラベルキャンペーンが東京都民にも提供できる朗報が入り、想定外の贈り物に感謝です。

 

旅の準備で大切なのが、宿泊や食事の際にペット同伴ができるところを探すことです。

最近は、ペット同伴可のホテル、ペンション、レストランが増えてきましたが、

ペット可というだけで、そのための環境の整っていない施設も多いようなので、入念な準備が必要になります。

 

旅の基本となる移動手段

鉄道会社のルールを守れば電車を利用することも可能になります。

ペットは法律では「物」として扱われ、JRでは「手回り品」という表現になっていますが、持ち込める(有料のもの)として規定されています。

小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、

    • ・長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ程度のケースにいれたもの
    • ・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの
  • 手回り品料金は、1個につき290円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。

引用:JR東日本 手回り品

東京メトロでも同様の規定があります。

子犬、猫、鳩その他これらに類する小動物(猛獣及びヘビの類を除く)は、縦・横・高さの合計が120センチメートル程度の容器に収納し、重量が10キログラム以内のもので、他の旅客に危害を及ぼしたり、迷惑をかけるおそれがないと認められるものに限り持ち込むことができます。

基本的にはクレートのようなケースに入れて持ち込みが可能となるのですが、「他の旅客に危害を及ぼしたり、迷惑をかけるおそれがないと認められるものに限り持ち込むことができます。」という表現は曖昧なので、気をつけたいものです。

とはいえ、現実的にはペットに理解のない人々も同乗されることもありますし、ペットが興奮して吠えたり、粗相したりすることもありますので、特に長距離の移動が必要な場合には車での移動がおすすめです。
車に愛犬を乗せる際には、人にも愛犬にも危険な行為ですのでフリーで乗せることは避けてください。
また、道路交通法第55条第2項に抵触する可能性がありますので注意が必要です。

道路交通法第55条第2項 車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、 又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないことと
なるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。

「道路交通法から引用」

僕の場合は、クレートに入れ、シートベルトで固定するようにしてドライブに出かけます。
クレートにはタオルや毛布をかけてあげると、護られて落ち着いた環境になりますのでお薦めです!

いきなり長距離は辛いと思いますので、日常の利用から、少しずつ距離を伸ばすようにして移動環境に慣れてもらうようにしました。ドライブ時のクレート固定

ドライブに出たら、道の駅やサービスエリア、パーキングエリアで90分〜120分に一度、ドライバーだけではなく、同乗者も愛犬もトイレ休憩、水飲み休憩、そして息抜きのための時間を確保するようにしています。
サービスエリアの水飲み場
最近ではペットの水飲み場が用意されていることが多いですが、概ねエリア内の隅っこ配置されているので、事前にホームページ等で場所を確認してできる限り近くに駐車するようにしています。

ペット用トイレは用意されていない所が多いので、トイレシートを持参し、ゴミとして持ち帰りましょう。

ペットにも旅を楽しんでもらう意味も含めて、少しサービス施設内を散歩もしています。
サービスエリアでの休憩

かむいは初めて観る海に少しびっくりしていたようです。

 

 

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著者情報

前田 敦 / atsushi-maeda

前田 敦 / atsushi-maeda

犬と猫と快適に暮らせる社会の実現を目指して、ペット共生住宅に特化した設計活動を行っている建築家
設計作品の中でも特に注目すべきは、ペットがストレスなく自由に走り回れることを重視して設計した「スロープの家」シリーズです。これまでの住宅設計にはない新しい発想から生まれたもので、独創的なコンセプトと緻密な設計が注目を浴び、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったさまざまなメディアで紹介されています。

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前田 敦の専門性について

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